太陽光発電メンテナンス・O&M業者を徹底比較

太陽光発電O&Mとは?

太陽光発電システムに多い故障や不具合は?事例からその原因と対処方法を知っておこう

太陽光システムの不具合

太陽光発電システムの故障や不具合は経年劣化によるものもあれば、初期段階からのものも見られます。目が届きにくい位置ということもあり、自分ではなかなか気づけません。

このページでは、太陽光発電システムに多い故障や不具合について、厳密すぎる説明で途方に暮れてしまわないよう、必要な知識をほどほどに端折りながら、一般的に多い故障や不具合をあげ、その原因と対処法を分かりやすく解説します。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例1-フレームや架台が変形してしまっている

フレームや架台が変形する原因には、積雪の重みなどによるものや基礎部分が劣化などによって破損していることが影響している場合などがあります。この他にも強風によってめくれてしまうことも変形の原因としてあげられます。

変形が発見されたら業者に依頼して見てもらいましょう。基礎部分に劣化が見られるなら交換や補修などをしてもらう必要も出てきます。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例2-ボルトが緩んでいたり抜けていたりする

モジュールを固定している金具が抜けてしまったりボルトが緩んでしまったりするのは施工時にしっかり固定できていなかったことが考えられます。しっかり固定されていないと風の振動なども手伝って自然にフレームの変形につながっていきます。

対処方法としてはできるだけ早く締め直すことですが、一番いいのは初期段階できちんとした設置を行なっておくことです。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例3-自然災害?落雷による損傷とは

落雷があるとモジュールのガラスが割れたり穴が開いたりします。モジュールの裏側にまで破損が及ぶこともあります。その状態のまま放置するとストリングへの逆電流による発熱など二次災害の危険が出てきます。それを回避するにはストリングを切り離すしかありません。

落雷が確認されたときには速やかに業者に報告をして対処をお願いしましょう。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例4-コネクタやケーブルの固定が適切にされていない

コネクタ勘合部やケーブルの固定方法を間違えている場合があります。コネクタ勘合部は固定せずその両側で固定するのが正しい設置方法です。ケーブルを曲げるときも十分な余裕を持って曲げておく必要があります。

システムの正常な動作に影響する場合やケーブルの劣化を早めることにつながるので固定をやり直してもらいましょう。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例5-保護管の不良や劣化で配線が露出している

配線が露出してしまう原因は、保護管の劣化による割れなどによるものです。または始めの設置の時点で不良品であった可能性もあります。

保護管から配線が露出してしまうと、それだけ劣化や断線などのリスクも高くなるので早めに交換してもらいましょう。また、初期段階から保護管がない場合も見られます。メンテナンスの際は確認してもらいましょう。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例6-ケーブル入線孔の隙間から害獣や水分が入り込む

ケーブル入線孔からネズミなどの害獣や害虫が侵入してしまうことがあります。これは設置したときにパテ埋めが十分にされていないことが原因です。

隙間ができてしまうので、そこがネズミやゴキブリなどの侵入口になります。また水分も内部に入ることになるため機器の故障につながります。パテ埋めを見直してもらう必要があります。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例7-端子台の締め付けが緩く不安定な状態

端子台が緩んでいる、または始めから締め付けが十分にされていないと発熱の原因になります。発熱が起こると端子台の変形へとつながり、その結果として最終的には発煙や発火事故の恐れも出てきます。

このような事故を防ぐためには始めの設置工事の段階でしっかり固定されていることが理想的です。そして定期的にメンテナンスをしてもらいましょう。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例8-意外に気づきにくい?測定値の不具合

測定値が不安定であったり他と比べて電圧が低かったりするのは、モジュールに影ができていることが原因になっている場合があります。多くは庭木の枝などがモジュール部分にかかっているのが影の正体です。

該当する植物があれば枝をはらうなど適切に対処をしましょう。また、設置したときの接続ミスも考えられるので、影など原因になるものが見当たらないときは業者に見てもらうことをおすすめします。

故障・不具合の事例9-ブレーカーがたびたび遮断してしまう

主に気温が高い日の日中などに集電箱のブレーカーが遮断することがあります。これは気温の上昇によってブレーカーの遮断電流が低下してしまうことが原因と考えられます。つまりブレーカーが容量不足になっているということです。これを解決するには、容量の大きなブレーカーに換えてもらいましょう。

太陽光発電システムの故障・不具合の事例10-ケーブルサイズが正しく選択されていない

電圧の上昇を抑えることを「電圧上昇抑制」といいます。この状況で売電を行うと家電品への影響が出ることも考えられる危険な状態です。「電圧上昇抑制」がかかるのはケーブルサイズが適切でないことが原因として考えられます。一時的ではなく頻繁に起こる場合は業者に不具合がないか確認してもらうことが正しい対処法です。

良いO&M業者を選んでトラブルを未然に防ごう

太陽光発電システムは適切に設置して定期的にメンテナンスをしてもらうことで快適で便利に活用できるものです。太陽光発電システムの不具合を早い段階で見つけ迅速に対処するには良いO&M業者を選ぶことが重要です。O&Mとは「オペレーション」と「メンテナンス」からそれぞれ頭文字をとったものでシステムの管理と点検を行ってくれる業者ということです。

太陽光発電システムを安全で便利に運用するには、トラブルにも早めに駆けつけて対応してくれる体制が整っているのはもちろん、補償制度も充実したO&M業者を選びましょう。

太陽光発電パネルの事故や故障、不具合の事例はこちら

太陽光発電メンテナンス、O&M業者の比較ページはこちら

 


更新日:2017.12.14太陽光発電O&Mの基礎知識 

「太陽光発電O&Mの基礎知識」の最新記事

もっと見る