太陽光発電メンテナンス・O&M業者を徹底比較

太陽光発電O&Mとは?

太陽光発電の事故事例を紹介、発生する理由や防止策も

太陽光発電の事故が発生する理由は

再生可能エネルギーの固定価格買取制度(通称FIT)が2012年7月から始まり、全国的に太陽光発電の設備が年々増加しています。(※1)発電設備は太陽光を遮るものがない野外に設置するため、自然災害による設備故障や近隣への2次被害などの事故が発生しています。

ここでは太陽光発電の事故事例からその原因や事故発生に伴って起こりうること、事故の防止策についてまとめました。

※1.【JPEA太陽光発電協会】太陽光発電の現状と展望

何が原因で太陽光発電の事故は起こるか?事故事例を紹介

野外で発電する太陽光発電は、常に自然災害による被害を受けるリスクがあり注意が必要です。

自然災害による太陽光発電の事故の事例として、突風や竜巻によるものがあります。

太陽光パネルは架台にボルトで固定されています。突風や竜巻による強風でボルトが緩み、固定されているはずのパネルが架台から外れて飛散することがあります。パネルの破損だけではなく近隣住宅にパネルが飛び、家屋の損壊事故が発生した事例もあります。強烈な風が吹いた場合は架台までもが倒壊する恐れがあります。

他にも河川の決壊による太陽光発電設備の水没事故という事例もあります。

太陽光発電は水没したとしても太陽光を受けると発電します。そのため、水に浸かった発電設備に接触すると感電する恐れがあります。台風の場合にはパネルの飛散と水没事故が併発する可能性がありさらに危険です。降雪がある地域ではパネルに雪が積もり、その重みでパネルが破損したり、高所にパネルを設置している場合には落雪による事故事例も確認報告されています。

その他にも、地震などによる地盤沈下でパネルの変形や破損、架台の倒壊などの太陽光発電の事故事例も起きています。

太陽光発電の事故発生に伴って起こることは?

太陽光発電に事故があった場合、発電量の減少や、被害が大きかった場合にはまったく発電ができなくなります。

固定価格買取制度により国によって売電価格が保証されているとは言え、発電できなければ売電収入はゼロです。太陽光発電に投資した分を回収するためにも、そして継続して発電していくためにも売電による収益確保は欠かせません。

発電を正常なものに戻すためには、パネルや架台などの設備修復が必要となります。破損していれば新しい資材を再調達しなくてはなりません。さらに発電できる設備に直すために工事が必要です。また、パネル飛散で他者へ損害を与えた場合には、損害賠償の可能性も出てきます。

このように事故が起こると多額の費用が必要になってしまいます。太陽光発電の稼働にはさまざまなリスクや責任が伴います。どのような事故が起こりうるかを認識し、事故の未然防止や対処法を考えておく必要があるでしょう。

太陽光発電の事故を未然に防ぐためにできることは?

太陽光発電で事故が起きると売電収入は減り、設備の修復費用もかかることから採算をとることが難しくなります。事故をきっかけに太陽光発電の稼働をやめてしまう事例も報告されています。事故を未然に防ぐために、そしてたとえ事故が起きたとしても被害を最小限に抑えるために事前の備えが重要です。

備えの1つの方法として、定常的な設備点検を行うことが挙げられます。パネルと架台の固定具合やボルトの緩みなどを常に点検しておけば、突風などによるパネル飛散の可能性はかなり低くなります。パネルの状態を目視確認するだけでも、パネルの傷や割れが発見でき発電量の維持につながります。

発電設備の遠隔監視も備えとしては有効です。遠隔監視システムの導入で24時間いつでも設備異常を確認でき、素早い対応も可能となるので被害の拡大防止につながるでしょう。さらにメンテナンス費用が抑えられるというメリットもあります。

太陽光発電の事故リスクを抑えて
継続していくためにO&M業者を慎重に選ぼう

ここまで太陽光発電に関する事故について事例を交えて紹介してきました。事故を未然にふせぐために遠隔監視の有効性についても説明しました。

発電設備の点検とメンテナンスは太陽光発電に関する専門知識を有するO&M業者に依頼するのがよいでしょう。軽微な事故でも見逃さない遠隔監視と、被害を最小限に抑える早急な対処が期待できます。

依頼先を選定するときは、点検やメンテナンスの精度が高いことや緊急時に早急な対応ができることはもちろんのこと、事故の際の補償制度が充実しているO&M業者を選ぶようにしましょう。

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更新日:2017.11.29太陽光発電O&Mの基礎知識 

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