太陽光発電メンテナンス・O&M業者を徹底比較

太陽光発電O&Mとは?

太陽光発電メンテナンスの資格の種類は?

太陽光メンテナンス資格

太陽光発電は、どのような場所でも簡単に設置ができるため、個人宅で導入することも可能です。クリーンなエネルギーを使用できて環境にも優しいことから、設置数は増加しています。長く太陽光発電を行うには、メンテナンスが重要です。良質なメンテナンス業者を選ぶポイントとして、メンテナンス資格の保有と種類があります。では、太陽光発電メンテナンスの資格には、どんなものがあるのでしょうか。

太陽光発電のメンテナンスに資格は必要?

従来、太陽光発電は設置時にFIT法という安全基準を満たしていれば導入が可能でした。しかし、2017年4月にFIT法は改正され、安定的に発電が可能であるかという方向性で審査が行われるようになったのです。その結果、太陽光発電の設備を設置している人には、太陽光発電O&Mと呼ばれるメンテナンスを導入することが義務付けられました。(※1)

簡単な点検などは自分で行うことはできますが、定期メンテナンスは知識と技術を持った専門の業者に任せることをおすすめします。不十分な知識と経験のままメンテナンスを行うことは非常に危険です。誤った方法でメンテナンスを行った場合、発電設備を壊してしまったり、大事故につながったりする可能性があります。(※2)

高度な知識と技術を持ってメンテナンスを行うために、太陽光発電のメンテナンス資格があるのです。そのため、資格の保有の有無はメンテナンス業者を選ぶときの大きな判断基準となります。

※1.【タイナビ発電所】【1分でわかる】改正FIT法で太陽光発電のメンテナンス(保守・運用)が義務になりました。

※2.【太陽光発電のメンテナンス ソーラーセーブ】自分でメンテナンスしてはいけないのですか?

太陽光発電のメンテナンスにはどんな種類の資格があるのか?

太陽光発電のメンテナンス資格には、たくさんの種類があります。試験を受験する資格や、協会から認定を受けるもの、制度や研修など知識を高める方法もさまざまです。

一般社団法人太陽光発電安全保安協会(JPMA)が認定している資格として、太陽光発電メンテナンス技士資格と太陽光発電メンテナンス技士補があります。太陽光発電メンテナンス技士資格は、メンテナンスの基礎から実践的な内容まで幅広く学べる資格です。一方、太陽光発電メンテナンス技士補では、太陽光発電の基礎知識やメンテナンスの技術を学び、太陽光発電を正しい方法で運用することを目的としています。JPMAの大きな特徴は、資格取得後のアフターフォローに力を入れていることです。(※3)

セミナーや勉強会など、情報の共有や提供する機会を多く設けています。(※4)

太陽光発電検査協会(PIA)による資格が、独自の講習や研修による技術認定です。技術認定の種類は、第2種技術検定と第1種技術認定に分かれています。第2種技術検定では太陽光発電メンテナンスの基礎知識を学び、第1種技術検定ではさらに複雑な技術を習得するという構成です。オリジナルのテキストを使用して、メンテナンスの知識と技術を身に付けることができます。(※3)

太陽光発電協会(JPEA)が開設し、PV施工技術者制度運営センター(Jcot)が運用している制度が、PVマスター技術者制度です。PVマスター技術者制度のなかでは、認定資格がPVマスター施工技術者とPVマスター保守点検技術者の2種類に分かれています。PVマスター施工技術者では、太陽光発電システムを一般住宅に設置する際に必要な知識と技術の習得が目的です。太陽光発電設備の施工がメインですが、メンテナンスについても触れられています。PVマスター保守点検技術者では、太陽光発電設備のメンテナンスを行うときに必要な知識と技術の習得が可能です。システムの仕組みと保守点検について重点的に学ぶことができます。(※5)

※3.【メガ発メンテナンス】太陽光発電メンテナンスの資格まとめ

※4.【JPMA(一般社団法人太陽光発電安全保安協会)】太陽光発電メンテナンス技士資格

※5.【Jcot】よくある質問

どうすれば太陽光発電のメンテナンスの資格の取得が可能?

資格の取得や認定の交付を受けるためには、それぞれの取得条件を満たさなければなりません。

太陽光発電メンテナンス技士では、JPMAが行っている資格認定講座・技能講習会を受講し、テストに合格することが取得の条件です。メンテナンスの経験を問わず、誰でも取得することができます。一方、太陽光発電メンテナンス技士補の資格を取得するには、JPMA認定の指定教育機関が行う講座を受講することが必要です。太陽光発電メンテナンス技士補は、太陽光発電メンテナンス技士よりも難易度が低くなっています。JPMAの資格を取得する場合は、太陽光発電メンテナンス技士補から取得を進めていくと良いでしょう。

PIAの技術認定を受けるには、講習の受講が必要です。(※3)第2種では1日間、第1種では2日間に渡って講習が行われます。(※6)

技術認定はPIAが会員向けに行っている認定制度なので、まずはPIAに入会する必要があるため注意が必要です。(※3)

PVマスター施工技術者とPVマスター保守点検技術者では、認定される過程が異なります。その違いは、実技講習の有無です。PVマスター施工技術者では、認証研修機関で座学や実技などの研修を行い、認定試験に合格すると認定されます。一方、PVマスター保守点検技術者では、認定試験の合格のみで認定交付が可能です。(※7)

しかし、受験資格者はPV施工技術者・PVマスター施工技術者・電気工事士・電気主任技術者のいずれかに限られています。(※8)

※6.【太陽光発電検査協会】技術認定講習会

※7.【Jcot】制度概要

※8.【Jcot】認定試験について

太陽光メンテナンスは資格を持つ専門業者が頼りになる!

太陽光発電のシステムを長く維持するには、定期的な点検が必要です。太陽光発電O&Mとして、メンテナンスも義務付けられています。(※1)信頼できる専門業者にメンテナンスを依頼すれば、安心して運用を続けていけることでしょう。メンテナンス業者が保有している資格の有無や種類を知ることは、その業者が持っている知識と技術を詳しく知るために大きく役立ちます。長く太陽光発電を続けていくために、太陽光発電O&Mを行う業者はしっかり選ぶようにしましょう。

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更新日:2018.01.23太陽光発電O&Mの基礎知識 

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